2014年02月26日

ステロイド外用薬とは

アトピー性皮膚炎で使用される薬ですが、
副作用がある、治らないなどのの口コミが
インターネットでも広がり「ステロイドは良くない」
と言われるようになりました。

ステロイド外用薬は正しい方法ならば有効に効果が出ますが、
間違った知識をもったまま使用すると危険な薬です。


今では農家でも農薬の使用を控えたり、
抑えたりしていますが農薬を使わなければ
作物は害虫被害を受けて作物も育たず高騰してしまいます。

適量を大切な時期に使うからこそ、
作物は育ち美味しくなっていきます。

それと同じで「効果はあるけど危険」だけを取り上げて、
効果が本当にあるのか解らない薬を開発したり、
臨床結果の不透明な薬で治療して悪化しては意味がありません。

アトピー性皮膚炎は見た目の炎症より、
皮膚の奥に炎症があることを忘れないでください。

ぬり方や量が違っているなどによって効果が期待できなくなります。

少し落ち着くと塗らなくても良いか、
と思いたいのも解りますが慢性化すると
慣れてしまって薬を勝手にやめたり
違う薬を塗ってしまう事で
さらに炎症を酷くしてしまいます。

素人判断が症状を悪化させてしまうので
、必ず行きつけの医師の判断を仰いでください。


ステロイド外用薬は効き目の強さによりランクがあり、
炎症の度合いで適切な薬が処方されます。

決められた薬を決められた量を
決められた期間塗っても改善がないようなら、
それを医師に相談することが大切です。

一番問題なのは、医師ではない人の口コミで
「ステロイドは危険」と思い込みすぎてしまう事です。

ステロイドが危険なら、それを認定している
厚生労働省も問題になるわけです。

ステロイドが合うか合わないかの問題も様々取り沙汰されていますが、
今まではアトピー性皮膚炎に対しての外用薬のぬり方が一定していなかった為に、
ぬり過ぎやぬりなさ過ぎによってきちんとした治療が出来ていなかったのが問題になっています。

今では医師からきちんとした指導がされるようになっています。



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Posted by kinocchi at 17:18│Comments(0)アトピー
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